1. 2022年度も新規⼊団が前年から増え、2021年度に続き中途退団は抑えられた
注目点2022でも同じ報告をしましたが、この傾向は続いています。昨年度に比べ新規⼊団が増えました。一⽅、2018年度と比べると、中途退団は抑えられています。
新規入団と中途退団の累積
下のグラフは、新規入団スカウトと中途退団スカウトの数を年齢別に集計したものを累積したものです。時間変化を表すグラフではないことに注意が必要です。
新規入団はカブまででほぼ終了しますが中途退団は右肩上がりに継続し、ベンチャーぐらいでカブまでの貯金を使ってしまい、その後はスカウト数の減少になります。
2018年度は以下のグラフでした。中途退団が新規入団を2,000名程度上回って、その分がスカウト数の減少となっています。
2020年度は下のように、コロナ禍の影響で青の新規入団のグラフが2,000名強減りましたが、赤の中途退団も2,000名弱減ったため、青と赤の差し引き(減少数)は例年並みになったことを示しました。
その後、新規入団が増え、2018年度に比べて中途退団が抑えられている状況は、2022年度も続いています。
新規⼊団の増加は、組織拡充委員会の働きや、その施策のひとつであるワクワク自然体験あそびが奏功していると思われます。中途退団が抑えられたのは良い傾向で、このまま維持して欲しいものですが、中途退団は増加しつつあります。コロナ禍の影響がこれから出て来ることも予想され、次回以降の調査に注目したいと思います。