8. 指導者の高齢化が進み、同じ人が長く続けている
- 副長をしっかり育てるべき -
指導者の年齢は毎年1歳増えますから、入れ替わりが全く無ければ、平均年齢は1歳増え、継続年数も1年増えます。
隊長の平均年齢と継続年数の推移を追うと、そこまでひどくはありませんが、平均年齢は4年で1歳ほど上昇しており、継続年数も4年間で1年ほど上昇していることから、交代があまり起こっていないことが分かります。
これも人との関係を持ちにくくしたコロナの影響と思われます。
入れ替わりが少ないので、奉仕部門の研修所以上の修了率も、緩やかな減少傾向ではありますが大きな変化がありません。
副長も同様の傾向です。隊長に比べて平均年齢は5歳ほど下です。
一方、奉仕部門の研修所以上修了率はまだまだ低いです。
しかも副長は、各隊に複数人いるので隊長に比べて人数も多く、奉仕部門の研修所を修了していない潜在参加者は相当数います。
隊 | 隊長 | 副長 |
---|---|---|
ビーバー | 297人 | 1,629人 |
カブ | 250人 | 2,339人 |
ボーイ | 172人 | 2,209人 |
ベンチャー | 396人 | 1,477人 |
新しい人材の確保とともに、数年後には隊長になっていく副長をしっかり育てるべきだと思われます。
団委員長・副団委員長については、以下の年齢と継続年数です。
平均10年以上、長く続けている団委員長が多いですが、副団委員長も同年代(65歳程度)で、新しく人材を発掘しなければ副団委員長への交代は難しそうです。