3. 隊集会数がコロナ前に戻りつつあるが、宿泊を伴う活動は戻っていない
コロナ禍で減った隊集会数が元に戻りつつあります。
以下のグラフは、左からビーバー・カブ・ボーイの年間隊集会数について、2018年度~2021年度の確定値の推移を示しています。コロナ前の2018年度の水準には届きませんが、2020年度で底を打って回復していることが分かります。
さらに、2022年度の暫定値を見ても、以下の表のように回復が見られます。
2021 | 2022 暫定値 | |
---|---|---|
BVS | 14.55 | 18.14 |
CS | 12.85 | 15.07 |
BS | 10.97 | 13.62 |
一方、宿泊を伴う活動はコロナ禍で激減してから、まだ元に戻っていません。下のグラフはカブの年間舎営泊数とボーイの年間野営泊数です。
普段の集会や舎営・野営などの活動量の総和は隊活動費に如実に現れ、隊活動費は活動量のバロメーターになっています。
以下のグラフは、ビーバー・カブ・ボーイのスカウトひとり当たり年間隊活動費の推移ですが、基本的に宿泊を伴う活動のないビーバーでは、隊活動費はコロナ前と変わらない水準まで戻っているものの、カブ・ボーイでは低いままです。